漫録

哲学教師の日々の雑感です。

時間

今読んでいるウィリアムズの『神の存在証明と神の人格性についてのヘーゲル』が予想以上に正確で面白いので、引証されている研究書を入手しようと密林に行くと、絶版状態。出版年は1992年でまだ新しいじゃないかと憤慨したが、よく考えてみればこれは25年前であって、結構昔。ベルリンの壁の崩壊を昨日のことのように感じる私の主観的時間感覚が、もはや、客観的時間尺度からずれているということだ。

詐欺?

電気料金未納の報せが届く。詐欺を疑い、問い合わせ先に電話してみたが、対応が自然で、当事者しか知らないようなこと(いつ電力会社を変えたのかなど)を知っていたので、信用する。世知辛い社会を渡っていくのに、せめて、自分がお人好しの部類に分類されるタイプの人間であることは自覚しておこうと思う。

映画

テレビで、『日本の一番長い日』のリメイク版を鑑賞。なかなかの秀作。前半はオリジナルを凌ぐかという出来栄えなるも、玉音盤をめぐる部分はオリジナルに及ばず。

風邪②

台風ニアミス。どうしようか少し迷ったが、駅でオロナミンcを飲み、37.1度の微熱を押して社会人コースの授業実施。で、帰宅後の体温、36.7度。やはり気持ちの張りも大事。