漫録

哲学教師の日々の雑感です。

20年

カッシーラーの不朽の名著『認識問題』、表紙の裏に書きつけた日付によると、第一巻を1994年の2月、第二巻を3月、第三巻を4月に読んでいる。ちょうど、高野山で非常勤を始めた年。当時はラテン語が全く読めず、翻訳もなかったので、第一巻に出てくるラテン語の引用を全部すっ飛ばしたのだが、今度は、そこも含めて読み直してみようかな。