漫録

哲学教師の日々の雑感です。

健康の共同体

信号待ちしている中高年婦人の会話。

「今日は風があるもんねえ。今朝も狭山池で歩いてても、体重軽かったら、飛ばされとるねって、言ってたんよ」

「毎朝歩いて、偉いねえ」

「いや、狭山池に行ってオザキさんがいなかったら、すぐ帰ってこようと思ってたんやけど、待っててくれて」

「そうやってお互いにねえ…」

私が興味をひかれた点、①健康増進の努力はなぜか称賛されるということ、②このように成立している緩やかな共同性の性質。