漫録

哲学教師の日々の雑感です。

予知夢?

学生募集委員会の席上で、同僚の先生が挙手して発言を求める。「いやあ、あの、私ネフキー症になりまして」「ネフキー症ってなんですの?」「猫舌のすごいやつですな」「ああ、この前お客さんでおりましたわ、そういう人」「まあ、ああいう人にもしっかり対応せんと、宿坊としてはね、いろいろありますわね」と、ひとしきりその話となり、「で、ネフキー症はいいとして、そもそも何を発言しようとしたんですか」と伺うと、少し間をおいて、「いや、まあ、そんなで、なにもやってないんですわ」というお言葉で、委員会は笑いに包まれた。が、ある先生は憤慨して席を立ち、私もほんとにこれでいいのかな、と思っている――という夢を見た。

(注;ネフキー症なるものは存在しません)