2015-01-01から1年間の記事一覧
今日は、授業終了後、本学の学生さんがDJを務めるFM橋本の番組のための録音をした後、その学生さんに案内されて橋本のインドカレー店へ。印度人のシェフの作る本格的インドカレーで大変おいしゅうございました。
マイナー社哲学叢書版の誤植の多さに辟易し、『大論理学』は同じマイナー社の大全集版で読むことにする。この版は、普及版である哲学叢書版が出てなかった博士課程のときに使っていたもので、色とりどりの下線がひかれ、当時の書き込みがある。中には役に立…
入試業務で登山。お山には昨日の雪が残る。
マイナー社哲学叢書の『大論理学』179ページ、die Negation der Negationの後ろのder Negationが欠落。「否定の否定」がただの「否定」になっていて、意味が反対に。が、この叢書の誤植の多さは今に始まったことではない。今は亡き木曽先生が、誤植に気が付く…
今日の本学理事会では、5時間にわたる激論の末、意志決定プロセスの整理が確認されたそうだ。遅きに失した感は拭えないが、この方向を守ってもらえるなら、もう少しやってみてもいいかもしれない。
会議では、時に怒りを買うこともある。ちょっと、つらい。
チュートリアル指導の下準備で経済学書ばかり読んでいたが、12月のヘーゲル学会の合評会に向けた準備がおろそかになっていた。態勢を立て直すべし。
若田部昌澄『もうダマされないための経済学講義』はなかなか面白かった。が、これはこれでダマされてる気もする。
古紙リサイクルのついでに府知事選投票。 選挙権は権利であって、義務ではない。しかし、公民的権利を守ることは公民的義務であり、権利の行使は権利を維持する基本ではないか、と思うので、選挙には行くようにしています(最近は)。
ジョギングコースの狭山池公園、改修のため年内閉鎖。別のルートを開発するか。
非常勤の授業終了。去年よりうまくいった感じ。パワポを使うのをやめたのがよかったのか、あるいは事前に伊勢神宮に参拝したのがよかったのか。ただ、感想の中に黒板が見にくかったという声があったので、工夫すべし。
まだ20パーセントくらいの人が携帯電話を持っていないが、経済のインフラとして一層の普及を進めたい――というようなことをテレビで総務大臣が話していた。 国策に従うべきか。
講談社学芸文庫の『白鯨』の翻訳の日本語を褒めたが、家に帰って岩波文庫の新訳と比べてみると、こちらの日本語も甲乙つけがたい自然さであった。ただし活字は講談社のほうが見やすい。
先週の授業の振り返りで、「地域の課題は地域がつづいていくこと」という高橋さんの言葉から、「病とはプロセスではなく、プロセスの停止」であり、書かれてゆく言葉のきびきびしたプロセスそのものが、作家が自分と世界にもたらす「健康の企て」だ、としたド…
密林の古本屋で、「使用感なく綺麗な本です」とあったので、購入したら、最初の15ページくらいに赤マジックで線が引いてあった。「詐欺じゃないか、これは!」と腹を立てたが、冷静に考えれば、古本としてこれくらいは許容範囲というべきだ。心が狭くなって来…
ヘーゲル論理学の勉強は、遅々として進まぬ岩盤掘削のごとし。
非常勤の帰りに立ち寄った本屋で、講談社文芸文庫版の『白鯨』が復刊しているのを発見。名訳の噂を聞いていたので、他の文庫の訳と読み比べてみると、確かに日本語としての自然さが際立っている。上下二冊で4200円はもはや文庫の値段ではないが、躊躇せずに…
久松真一が出したという「どうしようもない時、どうするか」という公案を思い出す。どうしようともせず、することをするだけだが、こんな公案を思い出してる段階でなんかダメ。
昨日の会議を受けて、今日も4時から6時半まで会議。ただ、今日の会議には出口があり、少し救われた。
3時から3時半まで教授会。3時40分から6時まで役職会。前回決定して上に送ったはずの議案の再審議。 いろいろな意味で、もう疲れた。
畑して、塾やって、薪を拾って、野菜をもらって、野菜をあげて、寄合にでて、道を直して…。少しずついろんな仕事をする、そんな生活もあるらしい。
今日の人間学基礎ゼミのゲストは、高野町の元副町長・高橋寛治さん。地域共同体における新しい動きにじかに触れてみたくなった。
今日は和歌山県紀美野町の「りら創造芸術高等専修学校」の「世界民族祭」を見学。山間の集落が多くのお客さんに賑わっていた。ここは芸術教育に特化した学校で、来春からは正式の高校になるそうだ。生徒さんたちが生き生きとしていることに感銘を受けた。芸術の…
久しぶりに水拭き。水に重曹を混ぜると油系の汚れがよく取れる。
今日の非常勤の授業は、万葉集の大伯皇女の歌を題材に、日本人の死生観について。「二上山を 色背と我れ見む」の二上山が大学から望めます。
佐伯啓思『西田幾多郎』は、哲学の研究者が書くものと趣が違い、予想以上におもしろかった。
『現代を生きるケインズ』でも『ケインズはこう言った』でも、IS-LM分析のLM曲線の意味がよくわからない。サムエルソンの『経済学』には詳しい説明があり、ある程度わかった気がする。この教科書を買っておいてよかった。 ただし、『現代に生きるケインズ』…
『ペコロスの母に会いに行く』鑑賞。良作。赤木春江が老いた母を見事に演じ、胸に迫るものがあった。この切なさは、若者にはわからないかもしれない。
伊藤光晴『現代に生きるケインズ』再読。名著。ケインズの立場に立った経済学入門がほしい。
高野山大学学祭の古本市。教員の供出した本やCDを学生さんが販売。商売も楽しい。