漫録

哲学教師の日々の雑感です。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事

授業でソクラテス、ブッダ、孔子を取り上げたことが、哲学というものの原点を再考するきっかけになった。年末年始に書いた論文にはそれが少しだけ出ているが、この観点から、ヘーゲル哲学を見直してみたい。

授業

本日で平成28年度の授業的業務終了。最後の授業は少人数だったので、研究室で紅茶を飲みながら、古典音楽について。

休養。藤村の『破戒』を半分ほど読む。実は藤村の小説を読むのは初めて。文体は体言止めを多用し、意外に軽い。

論語のテキスト・クリティークに興味がわき、白川静『孔子伝』で好意的に紹介されていた木村英一『孔子と論語』を注文。

授業

非常勤の授業終了。解放感。楽しかったという学生さんの感想は、教師の冥利。

明窓浄机

答案返却を受け取りに来た学生さんが手伝ってくれて、ジャングルと化していた机上の秩序が回復した。お礼というわけではないが、焼き鳥をごちそうする。

白銀

今日は一日中会議。 お山はまさに白銀の世界。写真ではわかりにくいけど、前回よりずいぶん積もってます。

白浜②

研究集会は勉強になった。白良浜も美しかった。ヴィスコンティの『ベニスに死す』のように長期滞在して、ゆっくり海を眺めていたい。

白浜

古紙リサイクル成功。今日はこれから、明日・明後日に開催される「和歌山・人権啓発研究集会」に参加するため、白浜へ。前泊の費用は自腹。

補講

元来土曜日は十戒に定める安息日。労働してはいけない。その土曜日に、授業回数確保のための非常勤の補講。自分がユダヤ教徒でないことを確認した。

授業

今日の非常勤の授業のテーマは『論語』。もちろん客観的な解釈を目指していろいろ調べたが、最終的には自分の理解を話すしかない。

テスト

「哲学方法論」テスト。答案返却で研究室に来た学生さんには、紅茶でも入れてあげよう。

業務

来週の白浜出張は、朝早く起きるのが嫌なので、また、せっかくなので、前日から泊まり込みで行くことにする。

白川静『孔子伝』は面白い。難しい漢字を調べるのは電子辞書の手書き検索が便利。

大阪に雪は降らなかったが、さすがにお山は銀世界。写真は研究室の窓から。

業務

来年度のシラバスを作成し、教務係に送付。

映画

テレビで映画『八甲田山』鑑賞。脚本は巨匠橋本忍。

休日

今日の非常勤はセンター入試準備でお休み。で、13日の金曜日の今日、テレビで『ベンハー』を鑑賞。

スキナーの『自由主義に先立つ自由』を読み、共和主義的自由について考える。

人柄

新年初登山のこの日、大学の研究室にやってきた民芸品の押し売りをけんもほろろに追い返すーーという夢を見た。いくら夢とはいえ、もう少し穏やかにすればよかった。

歯医者で歯のメンテナンス。異常なし。

大掃除②

年末にしなかったので、自宅の窓拭き。

論文

それでも何とか書き直しを完成させる。出来はともかく、私としては新機軸。4月の先生の一周忌までに出る予定です。

仕事

論文の見直し、ちょっと直すつもりが泥沼に。

「事故」

非常勤で新年初授業のこの日、近鉄とJRで人身「事故」。

業務スタート

無事帰阪。自宅に到着するとすぐ、年末年始に書いた論文のプリントアウト。夜は明日の非常勤の授業の資料作り。

神仏

近所の伊賀八幡宮に久しぶりの初詣で。そのあと父の墓に初参り。伊賀八幡には東照大権現もあわせて祀られてます。

新年会

今日は我が家で高校の同級生と新年会。感想;ノン・アルコールビールもなかなかうまい。しかし、やはり少しはアルコールもほしい気がする。

新年初仕事

論文、一応完成。実家にプリンターがないので、プリントアウトの読み直しは、大阪に戻ってからにして、とりあえず原稿を編集担当者にメールで送付。

年は明けても

2017年元旦、論文執筆作業継続中。浅学菲才の身で哲学の論文を書くのは大変だが、大変なのが当たり前と思えば、別に苦しくはない。