漫録

哲学教師の日々の雑感です。

ars longa

ヘーゲルは『論理の学』「概念論」で、方程式xn - 1 = 0に対するガウスによる代数的解法に言及しているのだが、これが何のことかさっぱりわからない。新しい山口祐弘訳は本文を訂正したうえ、訳注をつけているが、これが正しいのかどうかも分からない。ということで、いつ読めるかどうかもわからないまま、ガウス整数論』を注文しておく。

日暮れて、道遠し。