漫録

哲学教師の日々の雑感です。

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マイナー社哲学叢書の『大論理学』179ページ、die Negation der Negationの後ろのder Negationが欠落。「否定の否定」がただの「否定」になっていて、意味が反対に。が、この叢書の誤植の多さは今に始まったことではない。今は亡き木曽先生が、誤植に気が付くようでなければいけません、とおっしゃっていたこと思い出す。