漫録

哲学教師の日々の雑感です。

人間の多面性

今日は普賢院で毎年恒例の畿央大学看護学オリエンテーションでお話。

帰りの南海電車での、髪を金色に染めた貫禄のあるおばちゃんの会話。

ミトコンドリアはな、昔は敵やったんやて。それが、生き延びるために共生したんやわな、あの時代に。

人間ってな、善だけのも、悪だけのもおらんやんか。そんなんおったら異常や。ずっとな、これがなんでかなぁ、って不思議やってんけど、ミトコンドリアのこと聞いてな、わかったわ」

 

含蓄のあるお話であった。