漫録

哲学教師の日々の雑感です。

知性

イタリアの知の巨人、ウンベルト・エーコをモデルにした探偵教授が主人公の2時間ドラマを鑑賞。知性のかけらもない内容。学長選挙に巨大な利権が絡むというよくある話は、ひょっとしたらそういう大学もあるかもしれないから大目に見るとして、政治とラーメンの関係という主人公の研究テーマにリアリティがなさすぎる。「われ思う」というキメ台詞も、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」の引用だろうが、脈絡不明。医学部の教授も法学部の教授も一緒に参加している教授会というのもよくわからないが、何より、その人数が十名ちょっとでは、大学設置基準を満たしていない。

こんなものを観た自分を反省すべし。

 

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