漫録

哲学教師の日々の雑感です。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日

朝、母、転倒。頭部から出血。救急車を呼び病院で八針縫ってもらって帰宅。しばらくは要観察。

断捨離

押し入れスペース確保のため、収納ケース8箱分の母の古着を断捨離。

専門家

コロナ対策に関してテレビのワイドショーでお医者さんが「罰金は日本にはそぐわない」と言っていた。そうかもしれないが、それは行政の在り方の問題で、医療の問題ではないのでは?専門家としての意見と一市民としての意見を一緒にされると混乱する。

地域振興

近所の本屋で『岡崎市の今昔』という写真集を買おうとしたら、売り切れということ。楽天では売っているが、地元商店に貢献したい。

ドラマ

『ごくせん』2の再放送を鑑賞。やはり傑作。

大掃除1

半年ぶりの窓拭き。夏に窓拭きをしなかったのはコロナで夏休みが変則化したせいか?思い出せないが、気にしないことにする。

帰省

帰省。近鉄特急火の鳥6号車、乗客2名のみ。外出自粛の影響か。

メニュー

クリスマスに鳥を食べる言われはないらしいが、夕食は茹で鳥。

カウントダウン

年内の授業的業務、「教育原論」で終了。同僚はゼミ生に転出を報告したとのこと。私も一月に学生さんたちに報告することにする。

ローマ史

キケロにはカエサルはトランプのように見えていたのかもしれない。逆にトランプ支持者たちにはトランプはカエサルのように見えているのか(ガリア戦記を書けないカエサル?)。500年続いたローマの共和制も滅んだ。油断は禁物。

政治

ニュースによるとトランプ大統領は戒厳令を検討していたとか。政治は二千年前からたいして進歩していないのかもしれない。

引っ越し準備

学的図書協会のwebサイトで今年の分を注文するとともに、図書の送り先も岡崎に変更する。

ヘーゲル生誕250年

哲学叢書版『ヘーゲル初期著作集』が届く。全集で初稿・改定稿が2段組みで掲載されていた部分は、基本的に改訂稿だけが収録されている。まあ、全集に比べて安いし、なにより携帯に便利ということで、良しとしよう。

アプリ

アパート解約の申し込みもアプリでする時代なり。

物の心

研究室で紅茶を飲むときに使っていたロイヤル・コペンハーゲンのカップが割れる。あれは高野山を離れたくなかったのだろうか。

雪化粧

お山は終日氷点下。身を切るように冷たい研究室の水道で手を洗ったら、冷水で眠気を払って勉学に勤しんだという勝海舟の故事が思い起こされた。

「自己」の問題を考えるため、ガザニガなどの脳科学の本を注文。また本が増えるが、必要な本は買うのである。

自己

今日の哲学講義のテーマは「意識を超えたものとしての自己」。高野山は初雪。

ガーデニング

午前中Zoomで学会発表の司会をした後、午後はイングリッシュ・ガーデンの番組を観てガーデニングの予習。

Zoom学会

今年の日本ヘーゲル学会はZoom開催です。

ブランドイメージ

「世田○自然食品」、世田谷には意識の高い都会人が住んでいそうなので、自然食品などを販売するには格好の会社名と言えよう。

映画

『ぐらんぶる』というダイビング映画は踊りが楽しいが、肝心の海の美しさがイマイチ。串本ではなく沖縄でロケすべきだった。

政治に抗う女性的なもの

ヘーゲルは、ソフォクレスの『アンティゴネ―』を例に血縁の関係の中で兄弟愛が道徳的にもっとも純粋だと言っている。日本ならば大津皇子と大伯皇女か。政争のゆえに死ぬ男兄弟を悼む女兄弟という構図もアンティゴネ―と共通だ。

スペクタクル

社会人コースに行く前に、映画『クレオパトラ』を半分だけ鑑賞。クレオパトラのローマ入城パレードは何度見ても見ごたえがある。管長猊下のご入場とかの演出に参考にしたらどうだろう。

超越

今日の哲学講義のテーマは、「他者の人格、あるいはわれわれの計らいの彼方について」。

自己認識

今日の入試業務は難波サテライト。出勤途中の読書から。「われわれは自分だけでは自分のことを理解できない。それは、われわれが自分でも同じことをしていながら他人を非難するという流儀から明らかである」(アリストテレス 『大倫理学』)。さすがはアリスト…

トレッキング

入試業務で登山。シルバー登山隊が結構いる。高野山・熊野ルートの地図を持っていた人たちはこれから熊野まで歩くんだろうか?

ネット予約

朝一番で通院の予約。受付開始と同時にネットにアクセスしたが、順番は6番。人間業を超えた何かを感じるが、病院に行ってみると、私の前で待っていたのはおとなしげなおばあちゃんたちで、そんな技を持っているようにはとても思えない。謎だ。

ギリシア悲劇

精神現象学のギリシア悲劇論に触れた流れで、蜷川オイディプスを授業で鑑賞。予想以上に学生さんの食いつきが良かった。蜷川オイディプスは和風だが、古代ギリシアそのままの上演様式のものも見てみたい気がする。

引っ越し準備

研究室の本の梱包、段ボール67箱でほぼ終了。