漫録

哲学教師の日々の雑感です。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

野球の日本代表チームに交じってテヘランに行き、当地で宴会をしたときに注文した北欧のビールが一本五万円もしたが、アラビア語が読めないから値段がわからなかったんだなと納得して、カードで支払うことにするーーという夢を見た。 ビールが一本五万円とい…

グローバル化

入試業務で登山。お昼は、久しぶりに南海食堂。十数年ぶりだったが、南海食堂はずいぶん国際化していた。 「ア~、テンプラウドンね、はい、テンプラライス、チキンライス、これ、タニンライス…」 チキンライスと呼ばれていたのは、親子丼でした。他人丼は、…

『ヘルダーリンとドイツ観念論 資料と注釈』を注文してしまう。4冊セットで330ユーロ。輸送費と合わせてほぼ5万円!この金額を前に躊躇したが、これはしかし買うほかなし。

食べすぎ注意

本学食堂で発見。ビュッフェ形式なのです。

動物

わたしは熊と遭遇したことなし。ちなみに今朝、バスの窓から山鳥を目撃。

学的図書協会からカッシーラーの『認識問題』全集版が届く。明晰なドイツ語でつづられた哲学史の傑作。前の版で読んでいるが、活字がきれいになったという宣伝につられて購入。たしかに、前の版はゲシュペルトが少々目障りだったが、ずっと良くなった。ハー…

勤労

勤労感謝の日の振替日であるが、授業回数確保のため出勤。勤労に感謝するのに、勤労を中断する必要なし、ということか。ならば、そもそもこの日が国民の祝日として休日に指定されているという法の精神はどうなるのか。あるいは振替日だから関係ないというの…

授業

農を学ぶ授業を構想する。

五木寛之『親鸞』、おもしろくし過ぎの感は否めないが、平安末期から鎌倉初期の世相を思わせるのがよい。完結篇については、文庫化を待つ。

あと幾つ寝ると

非常勤の授業終了。解放感で、風邪気味だったのが治ってしまった。

スター

きのうはああ書いたが、裕次郎やひばりは、出てるだけでよかった。健さんも任侠物はそうだったような気がする。時代の違いというものかもしれない。

高倉健さん逝去

観たことのある高倉健さんの映画。 『47人の刺客』、『幸せの黄色いハンカチ』、『野生の証明』、『ブラックレイン』、『八甲田山』。最近のものは、あまりにも「高倉健もの」になってるような気がして、観ていない。吉永小百合映画やキムタクドラマについて…

頭寒足熱

足湯たんぽ。優れものです。

お茶

研究室で、先生の奥様からいただい紅茶をいれてみると、正露丸のような匂いがする。調べてみると、松で燻製したラプサン・スーチョンというお茶で、こういう香りが正常らしい。そうわかって飲むと、焚火のそばにいるときの匂いとして感じられる。感覚も「と…

冬支度

こたつのヒーター部分を分解し、内部にたまったほこりを掃除。 一昨日、非常勤で難波に出たついでに買った、UNI黒の新しいヒートテックは暖かい。

知覚と実在

いま見えている世界が脳のつくりだした映像だとして、その脳はどこにあるのか。「ここ」と指差した指も、指差された頭も映像にすぎないわけだから… てなことを考えながらお風呂に入っていたら、湯が冷めてきて凍えそうになった。

向学心

存在観をひくっりかえすような本が読みたい。華厳経? いややっぱり、ホワイトヘッドの『過程と実在』! しかしまあ、当分そんな時間はない。

創造的誤解について

調和的宇宙に融合し、それと一体となるという日本的な死のイメージは、死において初めて宇宙に帰するのではなく、現実の生においてすでに宇宙の一部であるという意識を背景に持つ。(相良亨『日本人の死生観』より要約) こういう文化的背景を持って、例えば…

主体性についてのメモ2

西欧では個人が基本であり、個人の意思に基づいて社会が構成される。社会契約説はその思想的表現である。それに対し、日本の「世間」は、個人の意思ではどうすることもできない所与であり、個人はなんとなくその中に位置を持つものとして生きている。(阿部…

主体性についてのメモ

人間は状況の一部にすぎず、状況の複雑性を見通すことも、コントロールすることもできない。状況は主体が作るものではなく、おのずから生成する。これはしかし、成行きに身を任せるしかないということでを必ずしも意味しない。状況に参与することは、状況の…

業務

昨日は京都で業務上の相談&会食。ひさしぶりに河豚をいただきました。

語義

オープニングしか見てないので確言はできないが、今の仮面ライダーはオートバイではなく自動車に乗っているようだ。それで「ライダー」と言えるのか?

教師業

非常勤先の学生さんには、どこか「よその子」感があり、なかなか厳しく接することができない。先週も、授業の後半が少々騒がしくなっていたのを放置してしまった。 しかし、授業の秩序を保つのは教師の責任だと反省し、今回は秩序維持に乗り出す決意をした。…

部屋の中のブラックホール

李朝初期の歴史を確認しようと、『世界の歴史 明清と李朝の時代』をひもといたところ、今年8月に開催された高校の同窓会の出欠葉書が出てきた。これが見つからなかったがために、出席の返事はメールで済ませたのだが、こういうものが紛れ込む場所の一つが特…

老成

徳川霊台の内部が特別に拝観できるというニュースを見て、出勤途中に見学。徳川家康は私の故郷の岡崎市の出身で、私の出身高校の校歌にはこんなフレーズがある。 🎶かの英雄が残しけむ 誇りをいかで忘るべき🎶 昔は、忘れる前に覚えてないよ、と茶化していたが、…

髪型

わたしの髪型の方針は、天然をあえて人為と成す、というものだが、さりとて今回は短すぎたようで、職員さんから「ついに出家したんですか」と声をかけられた。

哲学

ローカルサミットに参加して、あらためて考えたこと。 生かされている自己、なにかを受け継ぎ次に渡していく自己、その自己における自由や責任、プライバシーとつながりをどのように規定できるか、またそれが西洋哲学が産み出してきた自己の概念とどこで接点…

ローカルサミット

ローカルサミット、締めのパネルディスカッション。出たとこ勝負でした。

母校

今日は京都で恩師を囲む食事会。場所は、京大時計台記念会館にあるフランス料理のラ・トゥール。もうちょっと後輩たちの研究指導に協力しようという話になりました。

出たとこ勝負

今日は、オープンキャンパス、学祭、ローカルサミットの豪華三本立て。ローカルサミットのプログラムを見たら、明後日のシンポジウムにわたしがパネリストとして登壇することになっていて、びっくり。明日の分科会には別件で参加できないんだけど、大丈夫な…