漫録

哲学教師の日々の雑感です。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明窓浄机

机の上を整理。いろいろ発見されたりするが、どうしようもないことは思い切るべし。

作家の百田さんに授業参観され、「もっと厳しく学生に対するように」と指導される――という夢を見た。

PDCA

「テストの花道」で紹介されていた週間勉強計画表「やったこくん」。①何時から何時までこれという形ではなく、一週間で達成したい課題を決め、それを日数で割って各曜日に割り当てる、②一日のうちで課題を実行する順番は固定せず、気分の乗るものからやる、③…

植物の誘惑

花は、色もさることながら、その香りがたまらない。やはり嗅覚は根源的な感覚なのか。

歴史

サイムの『ローマ革命』は中盤に入って訳がよくなった。担当訳者が違うのかも。それにしても、これに比べると、塩野さんの小説が「歴女」的であることがよくわかる。「ローマの武将はみなイケメン!」という感じの惚れ込み方で、まあ、そこが魅力でもあるん…

僧侶

会議で登山。電車で、高野山足湯隊の辻さんと斉藤さんとご一緒になる。お二人は、「地域の問題を考える連続講義」でお世話になった、とても素敵なお坊さんたちです。

無邪気

会議で登山。バスの中で聞いた小学生の発言。「あ、雪や、なんで。あ、崖。あ、あの人エプロンつけとる、なんか食べたんかな。あ、公園。え、信号ある」。ちなみに、エプロンをつけた人というのは、女人堂のところの地蔵菩薩のことである。

気分転換

なぜか今年は新年度の憂鬱感が例年より強い。気分転換のため、映画でも観に行くことにする。ということで、『偉大なる、しゅららぼん』を鑑賞するも、いまいち。

学問

同輩と一緒に旧師のお宅訪問。先生は学士院の研究発表も無事終えられ、一息つかれたご様子で、なにより。私ももっと勉強しないと。

業務

いくら給料のうちとはいえ、ここ数日学校業務にかまけすぎている。バランスを取るべし。

メニュー

トマトのスパゲッティ。生のトマトだけより、トマトジュースを加えたほうが味の角が立つ。

ことば

テレビのナレーションから。「なぜイタリア人のダ・ヴィンチの『モナリザ』がルーヴルにあるのか?この謎をひもとく人物がこの…」謎を「ひもとい」たりしないでほしい。

風邪

会議で登山。今回の風邪は悪化する前に治ってしまった模様。

風邪

体温は昨夜37.1度から36.8度へ。喉のイガイガも収まりつつあり。

邪推

風邪気味。卒業式でもらってきたような気がする。

人間学

きのう友人と電話で話していて、私が若くして発見した経験則を想い出したので、記しておく。山脇人間学第一原理:「歪んだ人間は、年を追うごとに、ますますいっそう歪んでいく」追記:その友人が歪んでいるということではない。

贈る言葉

今日は卒業式。在校生代表のM君の送辞は、こみ上げる嗚咽に一瞬途切れた。思い起こせば、この学年の諸君ともいろいろありました。みなさん、お幸せに。また会いましょう!

新年度

昨日、来期は研究室滞在時間を増やそうと計画し、ひさびさに研究室を整理したところ、2012年のカレンダーがかかっていた。ここ二年ほど支援室ばかりにいたからなぁ。

会議で登山。あみんの「待つわ」の歌詞を解釈する。「かわいいふりしてあの子、わりとやるもんだねと、言われ続けたあのころ、生きるのがつらかった」主人公はかわいこぶりっ子と呼ばれることを不当なものとし、疎外感を感じている。しかし、この疎外感はあ…

3.11

会議で登山。映画『遺体』のDVDを注文。

映画

ウガンダのアミン大統領を描いた『ラスト・キング・オブ・スコットランド』はなかなかおもしろかった。アミンという歌手は、さだまさしの歌のなかに出て来る喫茶店の名前からその名を取ったそうだが、そもそもその喫茶店の名は、さだまさしがアミン大統領の…

スピノザの『エティカ』を数年がかりでようやく完読。継続は力なり。それにしても、マイナー社哲学叢書版の誤植の多さには閉口した。レクラム文庫の羅独対訳版、ヴラン社の羅仏対訳版を持っててよかった。

サイム『ローマ革命』を読み始める。当時の複雑な政治状況がうかがわれて、塩野さんの小説より面白い。もうちょっと訳文がこなれているといいのだが。

日本一

大阪府南部、狭山池にて一句。春かすみ 遠くそびゆる 青き塔

学的図書協会から復刊されたライプニッツ著作集、以前のものより大判になったものの、紙の質は下がり、しかもノリ綴じに。以前の版を三冊持っているが、全部買っておけばよかった。

業務

会議で登山。予想より作業が順調に進み、自己点検・評価委員会は週一回に。

業務

会議で登山。ついでに、就活生の履歴書指導。

桑原桑原

会議で登山。編者の先生方が次々と病に倒れたいわくつきの翻訳のゲラを出版社に送る。

経済

宮崎市定『清帝国の繁栄』によると、乾隆帝時代の清の繁栄は、メキシコ・ペルーで銀山が開発され、大量の銀が流通したことによる世界的好景気の一環だったらしい。世界経済だ。それにしても、銀は当時通貨だったそうだが、そんなものがが大量に出回ることで…

文房具

やはり洋書はノートを取りながら読むことにしようと計画し、B6横長のノートを注文。本を読みながら手元で開いておくには、このサイズがベスト。