漫録

哲学教師の日々の雑感です。

歌詞

「優しすぎる嘘で涙を拭いたら、虹はもうそこにある」という歌詞に引っかかる。

嘘で涙をふくというのは、嘘も方便ということでまあいいとして、引っかかるのは、「優しすぎる」というところ。過ぎたるはなお及ばざるがごとしで、過剰な優しさは逆効果だと思うが、この歌詞では虹を見出すための条件として肯定されているようだ。優しさの最上級ぐらいのつもりで使われているのかもしれないが、優しさという徳目が過剰に評価されているような気がする。

本屋

岡崎市に唯一残ったまともな古本屋を応援するため、絶版の阿部勤也『ヨーロッパ中世の宇宙観』など数冊購入。

帰りに寄ろうとした岡崎書房のシャッター閉鎖。高校時代に初めて哲学書を買った書店だが、ついに閉店か?

銭湯

昨日は夕食後、弟と甥が大型銭湯に連れて行ってくれた。場所は、岐阜県土岐市。車で1時間弱だったが、隣の県の銭湯に行くという発想は自転車族にはない。それはともかく、天然温泉、ナノテク(?)炭酸泉もありで、大型銭湯も進化しています。