漫録

哲学教師の日々の雑感です。

マリア・カラスのCD、研究室にて発見さる。

電気料金未納の報せが届く。詐欺を疑い、問い合わせ先に電話してみたが、対応が自然で、当事者しか知らないようなこと（いつ電力会社を変えたのかなど）を知っていたので、信用する。世知辛い社会を渡っていくのに、せめて、自分がお人好しの部類に分類されるタイプの人間であることは自覚しておこうと思う。

テレビで、『日本の一番長い日』のリメイク版を鑑賞。なかなかの秀作。前半はオリジナルを凌ぐかという出来栄えなるも、玉音盤をめぐる部分はオリジナルに及ばず。

ヘーゲルを通って哲学の原点に近づくこと、当面の課題はこれ。

夕食。アユの塩焼き、豆腐とわかめの味噌汁、オクラ納豆、キュウリの糠漬け、雑穀米。

気にし過ぎず、しかし、放逸に流れず。

乳製品・肉類の多食の見直し、全粒粉パン・雑穀米による主食制度の復活を決定。あわせて、朝食における鶏卵2個を1個に戻す。

血液検査結果。コレステロール基準値を越え、中性脂肪値基準に満たず。糖質制限実験の中止を検討する。

台風ニアミス。どうしようか少し迷ったが、駅でオロナミンｃを飲み、３７．１度の微熱を押して社会人コースの授業実施。で、帰宅後の体温、３６．７度。やはり気持ちの張りも大事。

体温が３８度を超えたので、解熱作用のある風邪薬を買ってきて、家で静養。

風邪静養中に読んだ貴志祐介『硝子のハンマー』は、後半が特に面白かった。

マリア・カラスのCD紛失。脳内エージェントの不可測の行動か。ま、しかし、いくらなんでも捨ててはいないだろうから、そのうち出てくるでしょう。

風邪気味。そんなに暑くもないのに就寝時にクーラーを入れてしまう気の緩みのせいか。

銀行のATMで通帳記入しようとするも、機械が受け付けない。窓口に行って、「通帳記入したいんだけど、機械に拒否されて」と通帳を渡したところ、店員さんが申し訳なさそうに言った、「あの、他の銀行の通帳の記入は…」。間違いを指摘するのに申し訳なさげにする、人間ならではの奥ゆかしさ。(問題はそこか？）