漫録

哲学教師の日々の雑感です。

袖触れ合うも

電車でドイツ語の本を読んでいると、隣に座ったおばあさんから「英語を読んでるんですか?」と話しかけられ、あいまいにうなずくと、大谷選手の通訳が新しい人になったが、英語が話せるのだろうから羨ましいとかいろいろ話される。芸は身を助けるですねとかお応えしたが、こうして見知らぬ人に話しかける境地こそ年の功というべき、と思います。

敬老

卒業式で出校。帰りの電車でマフラーを忘れかけるも、横に座っていた若者が届けてくれる。態度にどことなく敬意が感じられた。そう、老人敬うべし。