漫録

哲学教師の日々の雑感です。

万年筆

中古のモンブラン万年筆マイスターシュトゥックを入手。30年以上前にパリ土産として購入した中字を持っているが、今回は極細。中字は日本字を書くのにはイマイチだが、極細はペン先のしなりも良く、ひっかく感じもなくて文句なし。シェーファー とともに常用ペンとし、講義ノート作りを頑張りたい。

マイナー社ホームページを見ると哲学叢書の新刊の著者がクラウゼという名。聞き覚えのある気がしたが、やはり、一時集中して読み込んでいたフィヒテの講義録『新方法の知識学』のノートテイカーのクラウゼその人だった。自らも自由の哲学を展開したらしい。ということで、新学期になったらその本を研究費で購入することにする。

グリムの辞書

『論理学』で語法的にしっくりしないところをいろいろな辞書や文法書を調べても解決せず。で、グリムのドイツ語辞典(オンライン)。レッシングからの用例に対応するものがあり、問題解決。さすがはグリム。

仮説

「ぜんざい」の語源は出雲の「神在餅(じんざいもち)」がなまったものという説があるそうだ。神在餅はもともとは小豆をペースト状にしたもので餅を包んでいたらしい。これを聞いて、ひょっとして東北のずんだ餅も同じ語源なのではと思いつき、調べてみたが、そういう説はないようだ。だが、ないとも言い切れまい。新説として提示しておく。

数独好き

例えば、位置A,Bが1、2によって占められることが確定すれば、個々の数字の位置が確定しなくても、他の数字の位置を決めるのには使える。今回は、個々の数字の位置が分からないまま、6個の数字群の位置を確定させることが、問題解決の突破口となった。三日かかりました。

高級キャットフードの宣伝で「味も栄養も妥協しない」というのがあった。栄養は客観的なものだから理解できるが、味についてはよくわからない。キャットさんたちの嗜好を調べるのか?